『源氏物語』を楽しむ―恋のかけひき (単行本(ソフトカバー))
内容(「BOOK」データベースより)
『源氏物語』の主人公、光源氏は、恋や結婚の場で、女性たちとどんな駆け引きのある会話を交わしているのか?それを明らかにしようとしたのが、本書です。光源氏の相手になった女性たちは、人柄や環境に応じて個性豊かな言葉を発し、彼とさまざまな関係をつくっていきます。それは、さながら現代の男と女の会話の見本集。さて、どんな言葉のやりとりが展開するのか、会話から読む『源氏物語』のはじまりです。
内容(「MARC」データベースより)
「源氏物語」の主人公、光源氏は、恋や結婚の場で、女性たちとどんな駆け引きのある会話を交わしているのかを明らかにする。会話からよむ「源氏物語」。〈ソフトカバー〉
古事記注釈〈第1巻〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
古事記は遠い古代から私たちになにを語っているのか。古事記を構成するひとつひとつの言葉を分析し、本文の文脈に即して意味を確定する全注釈。本居宣長『古事記伝』以来の解釈について、国文学はもとより、民俗学、人類学、神話学等の視点、知見を導入して根本から問い直し、ひとつの世界としてその全体像を明らかにする。西郷古典研究の最高到達点であり、古事記研究の金字塔。第一巻は著者の序「古事記を読む」と「太安万呂の序」「天地初発」「伊邪那岐命と伊邪那美命」「大八島国と神々の生成」「黄泉の国、禊」を収録。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
西郷 信綱
1916年、大分県生まれ。東大文学部卒。日本の古代文学研究の泰斗。歴史学、人類学などの成果をとり入れた広い視野で、国文学研究に新しい面を切り開き、多くの問題を提起した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
恋ノウタ―Contemporary Remix“万葉集” LOVE SONGS WITH YOUつのる想い (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
万葉集はクラシック(古典)じゃなく、ポップスだったんだ!
恋心だけは、いまもいにしえもかわらない――。万葉集の恋歌を、いまのJポップの歌詞風に翻訳。言葉を変えてみるだけで、こんなにも切ない恋心がうたわれていたことがわかります。想いを伝えたいときの贈り物に最適
内容(「BOOK」データベースより)
『万葉集』ってクラシック(古典)じゃなくて、ポップスだったんだ―。今から約千二百年前に編集されたわが国最古の歌集『万葉集』の中から「恋の歌」(相聞歌)をピックアップし、それらを「ポップスの歌詞のような感覚」で翻訳した現代語訳と、「今」を切り取ったヴィヴィッドな写真とのコラボレーションによる、写真詩集、第三弾。
原色小倉百人一首―朗詠CDつき (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
朗詠で楽しむ王朝絵巻。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鈴木 日出男
1938年生まれ。成蹊大学文学部教授・東京大学名誉教授
山口 慎一
1953年生まれ。東京都立八王子東高等学校教諭
依田 泰
1954年生まれ。実践女子学園中学校・高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日本書紀の謎を解く―述作者は誰か (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
720年に完成した日本書紀全三十巻は、わが国最初の正史である。その記述に用いられた漢字の音韻や語法を分析した結果、渡来中国人が著わしたα群と日本人が書き継いだβ群の混在が浮き彫りになり、各巻の性格や成立順序が明らかとなってきた。記述内容の虚実が厳密に判別できることで、書紀研究は新たな局面を迎えたといえる。本書は、これまでわからなかった述作者を具体的に推定するなど、書紀成立の真相に迫る論考である。
平家物語〈4〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
巻10から巻12,および「潅頂巻」を収録.後白河法皇は平家と和戦両様の構え(巻10).義経軍が屋島の平家を急襲,さらに壇ノ浦の海戦で平家を滅ぼす(巻11).後白河死去,頼朝は平家の残党を掃討し,意に背いた義経を追う(巻12).一門の菩提を弔う清盛の次女徳子(建礼門院)の生涯(潅頂巻).(全4冊完結)
内容(「BOOK」データベースより)
後白河法皇は平家と和戦両様の構え(巻十)、義経軍が屋島の平家を急襲、さらに壇ノ浦の海戦で平家を滅ぼす(巻十一)、後白河死去、頼朝は平家の残党を掃討し、意に背いた義経を追う(巻十二)、さらに、清盛の娘建礼門院の生涯を描いた「潅頂巻」を付して完結。
源氏物語図典 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
現代文学を読むのとは違って、古典文学を読んだり、学んだりするにあたっては、ある程度の予備知識が必要となって来よう。高校の授業で学んだり、受験勉強で覚えた文語文法や古語の知識がそれである。しかしもう1つ必要なものに「有職故実」に関する知識がある。これは、朝廷や武家の生活上のしきたりや決まりをいうが、もっと広く、当時の人々の生活の様相全般にまで及んだほうがよいだろう。 本書は「源氏物語」に現われる有職関係の語句を網羅的に抽出した1000項目を、以下の13章に分類した。1平安京と宮殿 2建築物 3調度品 4乗物 5衣服 6色と文様 7音楽・舞楽 8遊戯・娯楽 9信仰 10行事 11通過儀礼 12貴族生活の諸相 13動植物、である。280枚のカラー写真と320点のモノクロ図版を駆使して それぞれの項目を詳しく解説した。絵中心の図録や、文献による説明に片寄った専門書はいくつかあるが、一般読者を対象に、平易に興味深く読めて、さらに源氏物語の用例を踏まえて説明してあるので源氏理解にも役立つ本、このような本は他にない。古典愛読者からの「こんな本がほしかった」という声を待望している。
内容(「BOOK」データベースより)
「源氏物語」に見る王朝貴族の生活。600点のカラー・モノクロ図版と1000項目におよぶ詳細な解説によって、貴族社会の全貌を解き明かす、待望の有職故実事典。
絵本 徒然草 下 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
「桃尻語訳枕草子」で古典の現代語訳の全く新しい地平を切り拓いた著者が、中世古典の定番「徒然草」に挑む。名づけて「退屈ノート」。訳文に加えて傑作な註を付し、鬼才田中靖夫の絵を添えた新古典絵巻。
内容(「BOOK」データベースより)
人生を語りつくしてさらに“その先”を見通す、兼好の現代性。花や樹木、奇談、色恋、友情、仏教、老病死…さまざまな話柄のなかに人生の真実と知恵をたたきこんだ変人兼好の精髄を、分かり易い現代文訳と精密な註・解説で明らかにする作家橋本治の筆づかいに奇才田中靖夫の傑作イラストが応える、新古典絵巻の下巻。
誰も教えてくれなかった日本神話 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
神々が泣き、笑い、謳(うた)う 大らかな日本人の生の原型!!
宇宙、地球の誕生からはじまる壮大な神々のドラマと雄大な自然観は、現代人に送られた太古からのメッセージ。物語にちりばめられた“生きるヒント”や“豊かな心の道しるべ”が、きっと見つかる!!
「日本神話」は単なるおとぎ話ではなかった!それは、尽きることのない深遠な真理が秘められた、古代人の大らかな自然観と言霊(ことだま)が豊かにこめられた日本民族の、驚くほど深く広い思想の宝庫であった。“日本の神さまのお話”をひもといてみる。読みすすめていくうちに、やさしくふしぎな力が働いていることを感じとることができる。知られざる面白さとダイナミックさを楽しみながら、古代人の創造力に触れる純粋な読み物として、息吹を感じとれる読み物として味わってみる。日本神話をこよなく愛する著者の解説と解釈を織りまぜながら絵と文で、“誰も教えてくれなかった日本神話”のすべてをわかりやすく紹介していく。
内容(「BOOK」データベースより)
「日本神話」は単なるおとぎ話ではなかった!それは、尽きることのない深遠な真理が秘められた、古代人の大らかな自然観と言霊が豊かにこめられた日本民族の、驚くほど深く広い思想の宝庫であった。“日本の神さまのお話”をひもといてみる。読みすすめていくうちに、やさしくふしぎな力が働いていることを感じとることができる。知られざる面白さとダイナミックさを楽しみながら、古代人の創造力に触れる純粋な読み物として、息吹を感じとれる読み物として味わってみる。日本神話をこよなく愛する著者の解説と解釈を織りまぜながら絵と文で、“誰も教えてくれなかった日本神話”のすべてをわかりやすく紹介していく。
初期万葉論 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
万葉集の「見る」という語は、自然に対して交渉し、霊的な機能を呼び起こす語であった。人麻呂の解析を中心に、呪歌としての万葉歌、秘儀の方法としての歌の位置づけを明らかにする。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
白川 静
1910(明治43)年福井県生まれ。立命館大学名誉教授、文字文化研究所所長。1943年立命館大学法文学部卒。1984年から1996年にかけて「字統」「字訓」「字通」の字書三部作を完成させる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)